River in the Morning

川面にたちこめる朝靄。色が失せ、グレイに染まる風景。 心の原風景のひとつ。そんなものに、私はなりたい。

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涙の話。

涙腺がよわよわなんです。


ちょっとした事で泣きますが、それで自分の精神安定を保っているらしいので、大丈夫です。
むしろ泣く事は、変な言い方ですが好きです。
疲れるけれど、すっきりするので。
涙には自浄作用あるらしいですからね。フル活用。

ただ、自分一人の時はいいんですが、「だれかに自分の事を心配されている」時に泣いてしまう癖はやばいかなと思っています。
心配されている、と思っただけで駄目です。
決壊します。
なんだろう、感動?みたいな。
思いやられているとか、心配されているとか、そういうのって好かれてないとないことだから。
どうしても、心が震えて。
こんな自分を、って思って。
涙が出る。
友人とか家族ならまだしも先生の前で泣いちゃうのは不味いですよね!
TPOで我慢できる様にならないとと思います。




因みにカウンターをつけましたが見事にまわんないですね!
どうしてくれよう!
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雨の音

雨の音が聞こえる。

真っ暗だった。
私がいるところは、狭苦しい部屋のようだった。
寒い。そして痛い。
下は冷たくて硬い。手を触れるとざらざらとしていた。
どうやらコンクリート・・・それも、質は良くない。もしくは古いのだろうか。
このまま寝転がっていては体温を奪われる。
なんとか起き上がろうとして、体を拘束するものに動きを阻まれた。
手首。
背中側に回された両手が、金属製のなにかで繋がれていると言うことは、じゃらじゃらという金属音でわかった。
手錠だろうか。
だとすれば、わたしは何か罪を犯したのだろうか?
記憶を探ってみるが、思い当たるところはない。後頭部ががんがんと痛みを訴えた。
ぐっと腹筋に力をこめて体を起こす。
ようやく目が暗闇になれてきたのか、ぼんやりと部屋の様子が見えてきた。
床も壁もコンクリートの、四角い部屋。段ボール箱がいくつか隅に積まれている。
立ち上がっても手を伸ばしても届かないくらい高いところにひとつ、窓があった。
鉄格子付き、人間の頭くらいの大きさ。
窒息死とガス中毒死の心配はないようだが、窓からの脱出は不可能のようだ。
しかし寒い。
吹き込んできた冷たい夜風に、わたしは身を震わせた。
外は雨の音が響いている。その上夜ならば、当然冷え込みも厳しい。
服装は防寒になど役に立ちそうもないスーツ姿だ。靴は革靴。
キックの威力は増すだろうが、ロッククライミングや全力疾走には向かない装備だ。
立ち上がり、軽くジャンプしたり繋がれた手を何とか回して触れてみたりしたが、ポケットの中身は何もないようだった。小銭のじゃらじゃら言う音も、携帯電話の重さも感じない。
持ち物は没収されたのだろうか?
一体何者が、何の目的でここに閉じこめているのだろうか。
わたしは誰かに恨みを買っていたのだろうか?
考えてもわからなかった。
なにしろ、自分が誰かすら、記憶にないのだ。
後頭部がずきずきする。どうやら殴られたらしかった。
そのショックで記憶を失ったのだろうか?
疑問は尽きなかった。
ざあざあと雨は降っている。この様子では、叫んだところで大して聞こえないだろう。
窓から雨が吹き込んでこないのが、救いと言えば救いだった。


雨は変わらず降っていた。
むしろ、その勢いを増しているように思われた。
防寒のために役にたつものはないかと、隅に積まれた段ボールを蹴り倒してみると、中身は空だったり、お菓子の空き袋だったり、重すぎてひっくり返せなかったりした。
私をここに閉じこめた何者かが、これらの段ボールをここに運び込んだのだろうか?
それとも、偶然ここに元からあっただけなのだろうか。
食物も衣類も見つからなかったので、仕方なく段ボールを一枚敷き、もう一枚を被るようにして身を縮こまらせた。
先程の、コンクリートに直に横たわった状態と比べればぐっとマシである。
窓を見上げたが、雨雲が厚く空を覆っているのだろう。月も星も見えなかった。
寒さと雨の音で、眠れやしない。
朝、早く来い。雨、早く止め。
誰か、誰でもいいから、ここに来てくれ。
小さく呟いた声は、雨音にかき消されて自分にすら聞こえなかった。
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白に込めた祈り

思いを込めたチョコレートがやりとりされる、2月のイベント。
チョコレート会社の陰謀とも、想いを秘めた女性が勇気を出せる日ともいわれる日。
そんな日に、俺はチョコを貰った。
相手は、今までずーっと毎年毎年チョコをくれてた、隣の家の住人。
幼稚園から高校までずっと一緒の、所謂幼なじみってやつだ。
でも、今まで義理だと思ってたしあいつもそう言ってた。
今年は、朝家の前で合った瞬間からなんだか様子がおかしかった。
そわそわしてて、今までだったら朝イチでぽんとくれたのに、『放課後にね』っていってて。
もしかしたら、本命が出来て、そいつに告白すんのかななんて思ってたんだ。
赤ん坊の頃から一緒にいる相手だし、ほとんど姉弟みたいなもんだったから、素直に応援する気だったんだ。
といっても、それを言うのも・・・面倒くさくて、口には出さなかったけど。
・・・今思うと、言わなくて良かったのかもしれない。
放課後、家にあいつが来て。なんか、近所の公園まで呼び出されて。
そこで、言われたんだ。

『好き。今まで見たく幼なじみの友達っていうんじゃなくて、恋人として付き合って』



「・・・おまえ、それ惚気?それとも自慢か?」
「俺がそんな面倒な事するわけないだろ。相談してんだよ」
3月。3年にもなれば色々忙しいんだろうが、俺たち1年にとってはそうでもないので放課後はヒマがある。
美術部の俺は部活に出ていたが、極度の面倒くさがりで部活も名目だけの美術部員のあいつがめずらしく美術室に来たと思ったら、こんな話をされた。
ちくしょう。それは義理でもほぼ貰えない俺に対する遠回しなイジメか。
「で、返事は」
ぶっきらぼうになったのはまあ、こいつは気にしないからいいや。あ、でもデッサンが雑になったかもしれない。う~ん、この辺はもう少し書き込んだ方が良いか。
「そういう風に考えた事ないっていったら、ホワイトデーでいいからって言われた・・・」
なるほど。それで、そろそろ返事しないといけないから、悩んでるのか。
「しっかし、朝とか気まずくなりそうだなそれ」
「あいつ陸上部だから朝練あるし、会ってもいつも通りだったぞ」
それはいいのか悪いのか・・・いや、でもあいつが恥らってんのも想像できない。
なんつーか、姉御気質?江戸っ子?そんなノリのやつだしな。
「おまえ、あいつのこと嫌いなの好きなの」
「嫌いじゃねーけどさ」
ぶっすー、と膨れている。キモイ、とちゃかして、鉛筆をおいた。石膏デッサンはやりすぎると線が黒くなりすぎてだめだ。どちらかというと、油絵の方がごてごて色をのっけられて好きなんだよな。
「じゃ付き合っちゃえば」
「・・・」
難しい顔してんな。おまえ、面倒だからって理由で断んなよ?
「それは、なんか泣かれそうだから」
「え、あいつ泣くの」
思わず振り向いた。石膏像がぐらついてひやりとしたが、大丈夫そうだ。あぶねー。
「最近はそうでもないけど、結構涙もろい」
「さっすが幼なじみ。よく知ってんじゃん」
手に付いた黒を、石けんで落とす。春とはいえまだ冷たい。その水音に紛れそうな小さな声で呟くのが聞こえた。
「つーか俺、あいつが泣くの苦手なんだよな」
それは、おまえもあいつのこと、割と好きだって事なんじゃないのか。
思ったけど、言わないでおいた。代わりにこういってやる。
「一ヶ月悩んじゃうくらいなんだから、まんざらでもないんだろ。付き合ってみてから考えれば?」
まだ納得しかねる様な表情だったが、そうする、と言って荷物を持った。
片づけも終わったので、俺も荷物を背負う。
「んじゃ、ホワイトデーのお返しでも買いに行くか」
「あれ、お前も貰ってんだ」
「姉貴からだけどな」
ガラにもなく恋のキューピッドなんかやる気になったのは、隣のこの男がまあ、大事な友達ってヤツだからで。
姉貴の惚気交じりの愚痴で、女が喜びそうな返事の仕方はまあ分かる。
面倒くさがりで鈍くて、空気とか読めないヤツだけど。
親友のシアワセのために、一肌脱いでやりましょう。



白に込めた祈り


数日後、マシュマロをプレゼントして付き合いだしたらしいので、彼女の方に会ったときにおしあわせにと言ったら、キューピッド役ありがとうと言われた。筒抜けかよと思ったら、これからちゃんと好きだって言わせるから、協力しろと言われた。女の癖になんて男前な。面白そうだからやるけどな。そのかわり俺にも女の子紹介してくれよ。
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祝いたい気分

いとこどもが志望校に受かりましたよ。
カテキョの教え子も受かりましたよ。

全国の合格した受験生おめっとう!



そしてそれに反して怪我で可哀相な目に遭っている弟。
・・・・笑っちゃいけないいけない。


小説書きたいのは山々ですが、しばし実家に帰るので3月末までおやすみです。
その前にホワイトデーだけなんかしようかな。
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Author:裕
微病弱・酒煙草苦手・甘味党・文系新米教師。
日常的に脳みその中で言葉をこねくり回しています。

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