River in the Morning

川面にたちこめる朝靄。色が失せ、グレイに染まる風景。 心の原風景のひとつ。そんなものに、私はなりたい。

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旅の記録2/2


2/2
ホーチミン市内観光

ベンタイン市場は小さな店がひしめき合っている。屋内には特に漬け物やコーヒー、フォーや肉、青果のにおいやしょうのうのにおいでむせかえるほどの熱気。フォーやコーヒーなどは市場内で出前しているのか?運んでいくひとたびたび見かける。店をやりながらその商品の横で食事をとっているのは市場内外で共通。ベトナム全体の風習か。隠すという感覚はない。
服屋の女性などは特に、日本語で呼びかけてくる。“お姉さん何欲しいですか?」など、片言だが適切。日本人観光客が多いことが伺える。
町を歩いていると、ベトナム戦争の傷をそこに暮らす人々に見ることが出来る。同情するべきなのか悲しむべきなのか施しをするべきなのか(“施し”という言葉はどこか上から目線で使いたくないが他に適切な言葉が見つからなかった)分からない。ただ、見ないふりをするのは違うと思うのでここにも記しておく。身体の欠損もそうだが、経済的に困窮しているひとたちが現に存在していることも、長い戦争の歴史によるものかと思う。観光客は外貨獲得のためには重要な存在だろう。
町を歩いていても、何人かに日本人かと問われた。わかりやすいらしい。中でもバイクに乗ったおじさんが、「おっぱっぴー」まで知っていた。ベトナムのひとは日本好きなのか?
中央郵便局やサイゴン大教会など、フランス統治時代の重厚な建築物はどっしりとある。国立劇場もきれいな建物。
ベトナムの車は、バックするとき歌を歌う。日本の電子音とは異なり、楽しげな音楽である。

ホーチミンシティの建物は、ぎゅうぎゅうにひさしを寄せ合って建っているが、なかにぽかりと、一メートル前後の幅の路地が口を開けていることがある。そこからバイクがひょっと出てきたり、奥に洗濯物がはためいていたり。そこの奥には異国のさらに異界が広がっているような錯覚を覚える。細く薄暗い路地へと消えていくバイク、戸の前に腰を下ろし子供を見守る婦人、そこにはホーチミン市民の静かな生活の世界がある。
菅笠をかぶりココナツジュースや宝くじを売り歩く人、道ばたの屋台で売られるフォーやフランスパンのサンドイッチ、自転車とバイクと車がごっちゃになって走る道、所々舗装がはげ白茶けた土がのぞく埃っぽい道、パジャマのような服装で出歩く人々と、アオザイの制服。やる気なさそうに椅子にふんぞり返る警官やガードマン。
ホーチミンは賑やかだった。
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